タイソンの適当ブログ

サッカーや音楽などなど

大勝に終わった開幕戦。そして面白い選手を見つけた。PL第1節リバプールvsノリッジシティ

開幕節。相手は昇格組ながら昨シーズン、チャンピオンシップで圧倒的な成績で優勝したノリッジシティ。

前半の立ち上がり、少し苦戦したけども前半の内に4得点、アリソンにアクシデントがあったものの、代わったアドリアンは終始落ち着いた対応が出来ていました。後半に一点返されながらも、後半は試合を掌握しつつ、シャキリチェンバレン、マネを投入後も全体的なプレー精度が落ちること無く試合を締めることが出来ました!

みんな非常に調子が良かったのですが特にフィルミーノ。ちょっと凄すぎる。まじで。ノリッジの選手がフィルミーノをフリーすることが多かったのでより彼がこの試合輝きを放ち続けていました。

アクシデントで交代したアリソンは試合後に検査。離脱期間は4〜8週間とのことです。コパアメリカも決勝まで戦って相当疲労が溜まっていたと思うのでしっかり治してまた戻ってきてほしいですね。CLのグループステージ後半戦くらいには戻ってきてほしい!

 

 

さて、今回の本題です。負けはしたもののノリッジは前半かなりいい攻めをみせていました。

ボールを握る強気なフットボールは魅力的でしたし、今節に関してはリバプールとの相性の悪さ、個人能力に押された感がありましたが次節以降も注目していきたいと思うほどでした。

 

そんなノリッジに面白い選手がいました。

f:id:dortmundno23:20190812164613j:image

ファンダイクの後ろにいるこの選手。

トットキャントウェル age21 (イングランド)

この試合、彼は最初は左のサイドハーフ、途中から右のサイドハーフでプレイしていました。

f:id:dortmundno23:20190812165018p:image

(引用元:whoscored.com)

ノリッジの攻め方として、両サイドハーフのキャントウェル、ブエンディアがハーフスペースに位置し、両サイドバックのルウィス、アーロンズがサイドギリギリに張りつつ高い位置に上がってきます。そこで内外の連携、ストライカーのプッキ、時には逆サイドハーフも絞ってきて同サイドに密集しながらショートパスを細かく繋いで得点を狙ってきます。

実際前半30分くらいまではリバプールの右サイドはキャントウェル、ルウィスコンビにかなり崩されていました。ルウィスからハーフスペースで受けたキャントウェルがターンでヘンダーソンとアーノルドを剥がして裏に抜けていくルウィスにスルーパスを出して一気にチャンスを作ったり、右サイドのブエンディアが左に寄ってきて、そこでのワンツーで崩して抜け出したプッキにスルーパスであわやという場面を作ったり存在感を放っていました。

f:id:dortmundno23:20190812170307p:image

(引用元:whoscored.com)

whoscoredのデータを見てもキーパス3本、パス成功率83%も攻撃陣の中では圧倒的です。

後半からポジションを右に移してからは押し込まれたこともあり徐々に消えていったのですがまだ21歳、イングランドは本当に若手の宝庫になってきていますよね。

正直、ノリッジにこんなうまい選手いるんだなと驚きました。現レスターシティ所属のジェームズマディソンも元々ノリッジの選手ということを知り、こういうハーフスペースで華麗なボールテクニックとセンスあるプレーをする選手を意識的に育てているんでしょうか。

ノリッジファンの方に聞いてみたい事案ではありますね笑

もちろんキャントウェルだけではなく、上記の通り、点を決めたプッキの動き出しやポストプレーは素晴らしかったし、ブエンディアのテクニック、若い両サイドバックの大胆な攻撃参加。右のアーロンズはマネを一対一で完全に止めていたところを見ると攻撃面だけでなく対人もかなり強いと感じたので今後注目です。

開幕前、ノリッジの前評判が高かった理由がこの試合を通じてわかったような気がします。

 

言い方が悪いかもしれませんが去年のフルハムカーディフとは比べる余地も無いくらい強いですし、このサッカーでノっていければなかなか台風の目になるんじゃ無いかと思いました。

 

 

今回はゆるーい感じで終わりますが如何だったでしょうか?

リバプールとしてはチェルシーとのスーパーカップが15日にあります。

あの出来のチェルシーだったら余裕で勝てそうな感じはありますが。。。

 

またスーパーカップが近づいてきたら書こうと思います。   

 

では!