タイソンの適当ブログ

サッカーや音楽などなど

今シーズンのセリエAは面白い!

どもー僕です。

 

夏は終わりかけ、過ごしやすい時期になってきましたね。

あと数ヶ月で今年が終わってしまいます。二十歳を過ぎると時間が過ぎるのはあっという間とよく言われていますが、本当にあっという間ですよね。人間って人生の前半にイベントを積み込みすぎなんですよ。だから20歳以降は早く過ぎ去るような気がします。

逆に考えれば20歳以降は充実するもつまらない日々を送るも自分次第ってことなんですよね。

 

 

 

まあ、みんなサッカー楽しいから見ようよって事です!

ていうわけでわけわからん文章から始まりましたけども今回も前回と同じセリエAについて書きたいと思います。

 

セリエに興味のない人からすると、『ユベントスの一強リーグでしょ?』とか『CLもELもすぐ負けるやん!プレミア最強!』と感じることでしょう。

実際、昨シーズンCLに出場したセリエAのチームはユベントス、ローマ、インテルナポリでしたが、ナポリインテルはGS敗退。ローマはベスト16でポルトに負け、ユベントスもベスト8でアヤックスに敗れました。

ELもミランラツィオが出場しましたが、ミランはGS敗退、ラツィオはベスト32でセビージャに敗退という結果でした。

国際舞台で結果出してないじゃん!って言いたいのは分かります。実際、これに関してはここ数年の課題でもあります。

 

 

ではなぜ僕がセリエAをこんなに推しているのかというと、

 

 

今年はアタランタラツィオトリノナポリを除いて上位のクラブが監督交代をしたからです!

これによってセリエAの優勝争い、CL圏争いが読めなくなりました。(とはいってもユベントスの選手層が世界で一番厚いのですが笑)

 

後は特に補強の面ですね。こちらに関してはチーム紹介の時にでも述べていきたいと思います。

今回はセリエAの中でも、ユベントスナポリアタランタインテルミラン、ローマ、トリノラツィオフィオレンティーナの9チームについて紹介したいと思います。(そこまで深い内容ではないのでご了承下さい)

 

 

最初はユベントスナポリアタランタインテルミランの5チームです。

 

 

 

ユベントス

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昨シーズン 優勝(8連覇) CLベスト8

予想順位:2位

・圧倒的な戦力を誇ってはいるが率いるのは少数精鋭型でメンバーを固定するサッリ

まずはやっぱりこのチーム。アッレグリ体制が終わり、チェルシーからサッリを引き抜き、新たなサイクルを迎える絶対王者

補強面

ブッフォンが復帰、昨年怪我人続出で苦しんだCBにはアヤックスのデリフト、注目株のデミラルをサッスオーロから引き抜き、SBはカンセロとトレードでダニーロをマンシティーから、ローマからルカペッレグリーニ(カリアリに即レンタル)、中盤にはフリーでラムジー、そしてアンカーもできるラビオを獲得。前線にはチェルシーで微妙すぎたハゲおや...イグアインがレンタルバック。

総評 

正直、サッリのサッカーはまだ全く体現出来ていない。でもナポリに打ち勝ててしまう(第2節4-3で勝利)といったところにも感じる選手個人個人の能力を高さはさすがといったところか。新戦力よりも放出候補だったマテュイディケディライグアインらが活躍を見せていて、サッリにとっては思わぬサプライズになっているかも。

新戦力のデリフトは適応にまだ時間が掛かりそうでラムジーは怪我、ラビオはPSGでも披露していたプレーをしている。ダニーロも途中出場で早速ゴールも決める活躍を見せている。

しかし放出が上手く行っておらず、戦力的にはだいぶ過多となっている。アッレグリなら様々なシステムで戦力を使いこなすだろうがサッリは前述通り固定型。中でもサッリサッカーに合わなさそうなマンジュキッチエムレチャン辺りは冬の移籍が濃厚かもしれない。サッリは選手のメンタルのケアという部分でも手腕を試されることになるし、失敗してチームの不満分子となってしまうことだけは避けないとならない。

戦力的には優勝の可能性が高いけども、戦術の浸透具合によっては取りこぼしが増え、順位を落としてしまうことは大いにありえる。

さらに左SBの本職がサンドロしかいないこと、キャプテンのキエッリーニが6ヶ月の離脱。彼の存在というのは昨シーズンのアヤックス戦を思い出しても偉大で、デリフトやデミラルには早めの適応が求められるし、ルガーニの覚醒がないと厳しいかもしれない。

 

 

ナポリ

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昨シーズン: 2位 CL GS敗退 EL ベスト4

予想順位:1位

アンチェロッティ2年目。的確な補強に成功。スクデットを狙うなら今シーズンこそ最大のチャンス。

ナポリに関しては前回も話題にしているので簡易的に行きます。予想は1位にしましたがだいぶ願望が入っているのは否めません。2試合で7失点はちょっと頂けませんし、主力メンツのコンディション面が気になります。

しかし、新戦力ではロサーノが早速活躍してくれましたし、ジョレンテが加入したことで戦術の幅が広がりました。

後は昨シーズンのアーセナル戦もそうですし、先日のユベントス戦もなんですが守備回った時の脆さを解決することが出来ればもっと強くなると思います。

 

 

インテル

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(真ん中の人はいませんでした、いませんでした)

昨シーズン:4位 CL GS敗退 EL ベスト32

予想順位:4位

スパレッティからコンテに変わりメンバーも様変わり。リーグ戦には強く、CLには弱いと言われがちなコンテのもとでどのような結果を残すか。

 

補強面

厄介者のイカルディを追い出し(本当に厄介なのは嫁ルディ)、コンテ待望のルカクを獲得。さらにはセンシやバレッラ、ビラーギ、ラザロ、サンチェス、ゴディンといった若手有望株から実力者を獲得に成功。コンテのサッカーを体現するためのメンバーを揃えることができた。

しかしジェコやレビッチといった辺りの選手が取れなかったことによりルカクの代わりが居ないのは少々不安。

 

総評

開幕は二連勝。でも僕まだ観れてないんですよね笑 なんでインテルに関してはこれから勉強していこうと思っています。

でもゴディンやデフライが居ない中、しっかり0で抑えれているし、この二人が戻ってきたらシュクリニアルも含めて世界でもトップクラスのディフェンスラインになる。

心配なのは攻撃陣で前述通りルカク不在時をどう乗り越えるのか、ラウタロとサンチェス、ポリターノをどう組み合わせていくのか楽しみ。

個人的にはボルハバレロをどう器用するのか、コンテがチェルシーを率いて時のセスクみたいな感じで使うのかこちらも興味が尽きない。復活したカンドレーバのパフォーマンスにも注目。

トップハーフとの対戦でどうなるのか、リーグ戦に専念することになれば順位は2位、3位には上がってきそう。

 

 

アタランタ

 

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昨シーズン:3位 

予想順位:6位

・知将ガスペリーニの元、クラブ創設初のCL出場が決めた地方クラブの雄。独特な攻撃パターンとマンツーマン守備は見てみてほしい。

 

補強面

基本的に昨シーズンはほぼ固定メンバー、今年はCLもあることから戦力的に薄いところを補填する補強を展開。セビージャからはルイスムリエル、アラナ、シモンケアーと前線、ウイングバックセンターバックを補強。さらには昨シーズン、ヘンク(伊東純也のいる)で活躍したマリノフスキーを獲得し中盤も補強。シュクリニアルは謎の退団をしたものの、リーク戦とCLの二面戦線を乗り切るための戦力は揃ったといえる。

 

総評

やっているサッカーのクオリティはかなり高い。そしてめっちゃ面白い。でもレスターがプレミアリーグを優勝して次のシーズンに苦しんだのと同じで二面戦線に耐えられるかが問題で下手したら10位以下で終わる可能性も低くはない。

チームの核であるゴメス、イリチッチ、デローン、フロイラーあたりを欠くことになると一気にチームとしてのクオリティーが下がるのでそこが心配。

だからこそ2年目のサパタ、パシャリッチ、ムサバロウの活躍は必須といえるし、新戦力が適応に時間がかかると息切れする可能性が高い。

CLではペップとの対決があり、ますます目が離せないガスペリーニアタランタ

さらなる飛躍を見せるか、期待のシーズン。

3バックの右に入るトロイの鬼の攻撃参加にも是非ご注目下さい!

 

 

ミラン 

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昨シーズン 5位 EL GS敗退

予想順位:5位

ガットゥーゾからイタリア国内で最も評価されているジャンパオロが率いることになった。さらにSDもマルディーニになり心機一転の今シーズン。

 

補強面

ジャンパオロのサッカーに合うであろう選手が獲得された夏のメルカートといえるだろう。

ffpによってそこまでお金を使うことができないが、マルディーニは市場を上手く立ち回り、降格したエンポリからクルニッチとべナセルの人気銘柄2枚を獲得。またw杯とフランクフルトで猛威を振るった万能アタッカーレビッチを獲得。更にリールのCL出場に貢献したポルトガルのエムバペことラファエルレオン、そしてフラメンゴからドゥアルテ、マドリードからテオを獲得した。全員が25歳以下という今までのミランらしくない補強となっている。 そしてサパタやモントリーヴォアバーテといったベテランを放出。クトローネの放出だけはプリマ出身なだけに納得は出来ないけども財政的に致し方なしといったところか。

 

 

総評

ミランに久しぶりにしっかりした哲学をもった監督がやってきました。開幕2戦を見た感想としてはまだまだ時間がかかりそうな感じはあるが、クルニッチ、べナセルといった元教え子たちが馴染んでくれば結構いいところまで行きそう。ただ心配なのはスソとカスティジェホの使い方。ジャンパオロは4312の使い手なのですが、このフォーメーションにするとスソとカスティジェホ、この二人の居場所が4312にはありません。カスティジェホは2トップの一角、スソはトップ下で開幕戦は起用されましたが全く機能せず、ウディネーゼに0-1で敗戦しました。ジャンパオロは2節ではスソを活かすために433のような形に変えていましたが、内容としては昨年の放り込みサッカーのような形になっていました。時間がかかるのは分かりますし、戦術を浸透させるという面ではELが無いというのはジャンパオロにとってかなり有利に働くはず。注目としてはジャンパオロが中心選手のスソをどう器用していくのか、彼がサンプドリアで披露していたサッカーがミランでも出来れば、CL出場権争いはさらに激化するでしょう。